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首都リーグルール

首都クラブラグビー連盟秋季リーグ戦ルール

 

1、試合の成立

1) 試合20分前に15人揃っていること。その時点において人数が揃わない場合は不戦敗とする。

尚、不戦試合のスコアは不戦勝チームの得点を70点、不戦敗チームの得点は0点とする。

2) 試合中に試合続行不可能な怪我人が出て15人を切った場合は相手チーム、レフリーと協議の上続行・中断を決定する。

協議の結果中断となった場合は当該チームは勝ち点0の敗戦とし、相手チームは中断時点における勝ち点を得るものとする。

 3) 上記2)以外の天候等不測の状況で試合が中断し、続行・再開が不可能な場合は試合開始より50(後半15)を経過している場合試合を成立とし、その時点での勝ち点・ボーナスポイントを採用する。但し、天候以外の不測の状況の内容により、幹事会提訴事案となる場合には幹事会の裁定に従うものとする。

試合開始より50分に満たない場合当該対戦は再試合とする。但し、日程等の都合上幹事会にて再試合が不可能と認めた場合については、幹事会での調整事案とする。

2、選手

 1) 出場できる選手は大学生以上とし、高校生以下の試合出場は禁止する。

 2) 現役トップリーガーの試合出場は、フィジカルレベルの違いによる危険性を伴う為、安全面を考慮し禁止する。

3) 特に選手登録等は行わない。ただし、同じ首都クラブラグビー連盟加盟チームから選手の貸し借りは禁止する。

4) 上記3項目が発覚した場合には当該試合は成立とするものの当該チームは最終勝ち点より-10点および幹事会への提訴事案とする。

3、スタイル

ジャージ、パンツ、ソックスは全員統一が望ましい。多少の不揃いがある場合には試合前にその旨レフリー・相手チームに了解を得ること。

ただし、レフリー・対戦チーム等の連絡により極端に不統一である旨報告があった場合はリーグ幹事会への提訴事案とする。

4、試合時間

 35分ハーフとする。

5、選手交代・入替

1) 交代・入替できる人数には制限を設けない。

2) 一度交代・入替により試合から離れた選手は原則として試合に戻れない。

ただし、試合続行不能なケガによる場合かつ交代選手をすべて使い切ってしまっている場合には試合から離れた選手が試合に戻ることを可能とする。

6、タッチジャッジ

 1) 双方のチームよりレフリー有資格者の有無を問わず選出する為、アシスタントレフリーは置かず、下記ⅰ)、ⅱ)の場合を除きタッチジャッジとしての活動・権限に留まるものとする。但し、当該対戦チーム以外からレフリー有資格者が2名選出された場合、幹事会の承認を得てアシスタントレフリーとすることができる。

   ⅰ) 安全面等を考慮し、明らかな暴力行為・報復行為等のラフプレー及びその他危険な行為についてのみ、タッチジャッジのフラグインを可能とする。

) 担当レフリーより当日タッチジャッジに依頼され認められたフラグインについては可能とする。

7、アフターマッチファンクション

 特段の事情がない限り試合後アフターマッチファンクションを行う。進行は当番チームとする。

尚、アフターマッチファンクションにおいて両チームがそれぞれ相手チームのマン・オブ・ザ・マッチを選出し、後述102)の「試合結果報告書」に記載すること。

8、順位決定方法

1) 勝ち点制度を採用し、下記勝敗による勝ち点とボーナスポイントの合算により順位を決定する。勝ち点が同点の場合の順位決定方法は別途定める。

(1) 勝敗による勝ち点

① 勝ち…4

② 引き分け…2

③ 負け…0

④ 不戦敗…-4

(2) ボーナスポイント

① 4トライ以上…1

② 完封勝ち…1

③ 7点差以内負け…1

2) 勝ち点が同点の場合の順位決定方法は下記の通りとする。

(1) 当該チーム同士の勝敗

(2) 上記(1)が同じ場合当該チーム同士対戦時のトライ数

(3) 上記(2)が同数の場合コンバージョンの成功数

(4) 当該チームの対戦成績が全く同じ場合総得失点差

(5) 総トライ数

(6) 総コンバージョン成功数

91部・2部入替

 下記のように、1部・2部の入替を行う。

(1)1部最下位は自動降格とし、2部最上位がそれに代わり自動昇格する

(2)1部最下位を除く下位2チームは、2部最上位を除く上位2チームと入替戦を行う。

入替戦組み合わせは、入替戦出場チーム中1部上位チームは2部下位チームと1部下位チームは2部上位チームと行い、勝利チームは1部に残留または昇格し、敗戦チームは2部に降格または残留する

10、安全対策

1) 出場選手には各チームが責任をもって必ずスポーツ安全保険またはそれに準ずる傷害保険へ加入をすることを義務づける。尚、本件に関して問題があった場合の責任は各チームに帰することとする。

2) メディカルサポーター資格取得者が必ず1名以上チーム内にいること。ただし、帯同の有無は問わない。

3) 試合時には各チームメディカルバッグ、メディカルBOX等を必ず用意すること。

11、当番チームの役割

 1) 別添「当番チームチェックリスト」記載の内容を漏れなく行い、秋季リーグが円滑に進行できるよう務めること。

 2) 別添「試合結果報告書」を遅滞なく作成し、スコアのみ試合翌日まで、「試合結果報告書」本書は試合後1週間以内にメーリングリストにて報告すること。

12、その他

 本秋季リーグ戦ルールに明記されていない事項に関しては、ラグビーフットボール競技規則に準じる。