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首都10s開催のご報告

2011/07/08

今年も青く澄み切った晴空のもと、首都10s大会が行われました。首都リーグからの19チームに、ゲストチーム5チームを加えた、全24チームによるブロックごとのリーグ戦、及びカップを賭けた決勝トーナメントが行われました。
 
検見川の美しいグラウンドをお貸しくださった東京大学、また我々がラグビーを楽しむためには欠かせない、ゲームをマネージメントくださるレフリーの皆様へ心より御礼申し上げます。恵まれたコンディションの中で大会を行えたことを本当に嬉しく思います。
 
本イベントは東日本大震災で被害を受けた浦安市に向けたチャリティベントとしても開催されました。当日は、浦安市議会議長の辻田議員にグラウンドまで足を運んでいただき、ご挨拶いただくとともに、チャリティTシャツ販売と皆様の募金により集まった義援金を、少しでも早い浦安市の復興を祈念して、首都リーグ会長浅海よりお渡しさせていただきました。

 
本大会にあっては、地鶏ばやし本店社長中林様より首都リーグへ協賛金を頂きました。ありがとうございました。
 
また、当日はラグビーを通じて、震災の復興や、ワールドカップ日本開催への成功のためのアクションを展開するOval Heart Japanさんにもご参加いただきました。当日は事務局にて、多くの皆様にご賛同の署名をいただきました。ありがとうございました。

 
まさしく炎天下の中の大会でしたが、短い試合時間の中にも各チームの個性が十分に発揮され、白熱した試合が展開されました。1試合6分、10人で行われ、勝ち点制で予選リーグがあらそわれます。勝ち点上位チームがDivision 1へ、勝ち点下位チームがDivision 2へ、優勝に向けたトーナメント方式で、一進一退の攻防が繰り広げられました。限られたチャンスの中で、1トライで雌雄が決してしまう可能性が高いゆえに、15人制ラグビーとはまた違った緊張感の中で、選手がいきいきとプレイしていたように感じました。
 
またリーグ戦とトーナメント戦の合間には首都リーグ代表対首都リーグ選抜の15分ハーフのエキシビジョンマッチが行われました。個々のチームだけではなく、リーグのトップレベルがコミュニケーションを密に取って一つのチームとして強くなっていくことは、秋に開催されるニュージーランド大使杯に向けても重要な活動であると位置づけています。
 
同じく、10分1本の首都リーグ幹事チーム対首都リーグプロップスの試合も行われました。日頃からリーグの運営やイベントの運営で主に事務方で連携している幹事陣ですが、この時ばかりは一つのチームとしてラグビーを楽しむことができました。プロップスの皆さん、ありがとうございました。ゴール前のクラッシュには手に汗握りました。
 
丸一日を通してのイベントとなりましたが、接戦に次ぐ接戦を勝ち抜いて栄冠を手にしたのが、Division 1優勝は浦安ビアーズ、準優勝はガッデムズ。Division 2優勝はダンデライオンズでした。おめでとうございました。
 
Division 1 優勝 浦安ビアーズ 準優勝 ガッデムズ
Division 2 優勝 ダンデライオンズ


 
クラブラグビーリーグとして大会を運営するには乗り越えなくてはならないハードルが例年いくつもあり、毎年話しあって工夫しながら、どうしたら昨年を超える大会に出来るのか、知恵を絞っています。今年もこうして大きな怪我もなく、大会をつつがなく終えることができたことを嬉しく思うとともに、こうした活動が、日本ラグビーの底上げや、持続性のあるラグビー文化の醸成に、少しでも寄与することができるよう、願ってやみません。
 
プレイヤーだけでなく、遠方まで足を運んでくださったマネージャーの皆さん、ご家族の皆さん、サポーターの皆さんもありがとうございました。とても良い雰囲気で1日を過ごすことができました。
 
多くの皆さんのご協力なしには成功し得ない大会です。本年もより良い大会を行うことができ、幹事一同感謝しております。ありがとうございます。
 
夏が開ければ秋季リーグです。ますます首都リーグを盛り上げていきましょう。どうぞ宜しくお願い致します。

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